KEISEI-SKYLINER/NARITA AIRPORT TERMINAL1/NORTHWEST AIRLINES
SAIPAN INTERNATIONAL AIRPORT/HAFADAI BEACH HOTEL
写真の詳細
海外に行くのはこれが三回目だったが、
朝のフライトというのは初めてだったわけで・・・。
早朝出発ということで、 とりあえず夜行生活を送っていたので徹夜して行くことに・・・。
それがまずいけなかった。。。
睡眠時間は自律神経の働きを大きく左右させるわけで。
まず朝食は全くとれず・・・。
まぁ、これは毎回のことなので大した問題ではない。
最初に嫌な予感がしたのは
京成スカイライナー
に乗り換える
日暮里駅
のホーム。
通勤ラッシュともあり目まぐるしい電車の往来で吐き気がしたため頓服服用。
それでもって何とか
京成スカイライナー
に乗車することが出来た。
とにかくここまでの道程が慌しくて仕方がなかった。
なぜならこの電車を乗り過ごすわけにはいかなかったからだ。
特急券は既に手配していたしこの電車を乗り過ごしてしまったらフライト時間に間に合うかも問題だったので・・・。
この病気の辛いところの一つにいつ発作が起こるかわからないということにある。
例えばこのようなケースのような状況下、発作が起こることは頻繁にある。
時間に追われること、それ即ち自分を追い込むことになるのだ。
成田空港
についた時には、人の多さと迫りくる時間に恐怖を覚え、
強めの頓服を再度服用したがもはや効果なし・・・。
荷物検査を目前にしてとうとう発作を起こしてしまった。
これが一回目の発作となった。
例によって空ゲロですんだので大した発作でもなく、
祖父母に気付かれなかったことが不幸中の幸いだったか・・・。
荷物検査が終わり税関をあっさりとパスしたことで、
ようやく時間から解放された気分もいくらか楽になった。
あとはゆっくりフライト時間までロビーでくつろいでいれば良かったわけで・・・。
あぁ、それでもこの日は不眠がたたり発作が留まることはなかった。
離陸してからとりあえず即座に各座席に備え付けのエチケット袋を家族から押収。
祖父母には乗り物酔いが激しいということにしてあり、
決してパニック障害であるというこがばれてはならない。
それでも飛行機に乗れば、
閉鎖的な空間
を大勢の人数と共有せねばらない。
そん中、離陸してしばらくすると機内食の匂いがしてくる。
小学生時代の給食の悪夢が甦る。
更に拍車をかけるように乱気流のためか機体が激しく揺れる。
3回目の頓服を服用するも時既に遅し・・・。
機内食を2,3口した後即座にトイレへ。
流石に2,3口とはいえ食べた直後だったので戻してしまった。
それでも記念に飛行機のトイレで記念の一枚。
しばらくトイレにこもり、
落ち着いたところで機内を徘徊しつつ窓から外の景色を眺める。
するとスチュワーデスが英語でペラペラ言ってきたが、
全く聞き取ることが出来なかったので、
とりあえず「Yes」と言っておいた。
思えばそのスチュワーデスの英語が聞き取りづらくて仕方がなかった。
食事の時に飲み物を運んでくる際も、
コーヒーを「コールド」か「???」と尋ねてきたので、
「ホット」と言ったら「あ?」と怪訝そうに言ってきたので、
面倒くさくなって「コールド」と言っておいたが、
「ホット」ではなく「ハット」と発音するらしい。
「ハット」って帽子じゃんか。
スチュワーデス帽もらっても・・・。
トイレから座席に戻って直後、流石に不眠と度重なる発作と薬により爆睡。
気付いた時には着陸態勢に。。。
何とか
サイパン国際空港
に到着。
飛行機を降りるとなんとも蒸し暑い。
これまでの写真をみて既にお分かりの方もいるかもしれないが、
看板
って何か目を引くものがある。
珍しいのでとりあえずパチリ。
税関の行列はそれなりに動悸がしたけれど、
日本ほどごちゃごちゃしているものではなかったので、
発作こそおこしはしなかったが、かといって全くなかったわけでもない。
例えば異国のにおいは発作時の敏感な嗅覚にとって苦痛なものだ。
とにもかくにも税関を抜けアメリカの地に足を。
外に出ると更に蒸し暑かったので上着を脱いだ
さすが南国、
ハイビスカス
がお出迎え。
空港からはバスに乗り滞在ホテルに向かった。
車内ではサイパンについての案内を添乗員がやる気なさそうに喋っていた。
どうも10月は雨季らしくスコールが多い時期らしい。
現に雨が上がったばかりだという。
まぁ、雨季だということは事前に知っていたわけだが、
ふとバスの窓越しに外を眺めていると
虹
がかかっているのをみた。
正直こんなに綺麗に
虹
をみたのは生まれて初めてのことで興奮したが、
今思えば滞在期間、毎日のようにみていた気が・・・。
ホテル
にようやくの思いで辿りつくと、どっぷり疲れが。
まだ着いたばかりだというのにも関わらず・・・。
とりあえずベッドにごろり。。。
水道水は飲めるそうだが極力避けるようにとバスの添乗員が言っていたこともあり、
とりあえず晩飯を喰らいついでに飲料等の買出しに。
って、道を出るなりいきなり
KOBAN
って・・・。
確かに現地人は日本語が達者でマッサージだのの客引きがすごいがここまでしなくても・・・。
晩飯は
金八レストラン
にて盛りそばを。
もろ日本食ですが・・・。
不思議なことにあの晩は疲れていたためか、
発作のことなど全く頭になく家族の分まで横取りして食べたれたわけで・・・。
レストランを後にしたあとスーパーに立ち寄った。
なるほど、流石はアメリカ。
やたらとカラフルで馬鹿でかい。
プリングルス
なんぞ日本ではみたことないものばかり。
そんなこんなで、一日目は何とか終了したって感じで、
相当先が思いやられ・・・。
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