CHAMOLINIAN CULTURAL VILLAGE/GARAPAN CHRIST RAI CHURCH/OLD SPANISH CHURCH TOWER
SUGAR KING PARK/OLD JAPANESE HOSPITAL(NORTHERN MARIANA ISLANDS MUSEUM)/OLD JAPANESE JAIL








































写真の詳細



慣れない地で眠るということは、
いくら疲れていたって熟睡できることはない。
冷房の音がうるさいと言うこともあったが、
何度目が覚めたことだろう・・・。

寝ぼけ眼で朝カーテンを開けるとがかかっていた。
ベランダに出て急いで写真をとろうと思ったが、
室内との湿度差によりレンズが一気に曇ってしまったため、
写真を撮れる状態まで待っていたら虹が消えてしまいそうだったので、
仕方がないので室内から撮影。

朝食は昨晩スーパーで購入しておいたパンと果物。


この日の午前中はオプションツアーでサイパン地球人村と言うところに行くことになっていたわけだが、
何の事はない、ここは宿泊地のハファダイ・ビーチ・ホテルと、他社の共同事業とのこともあり、
ホテルの真横にあったわけで・・・。

ここでは何をしたかというと、
原住民であるチャモロの文化に触れるというもの。
各ブースごとに分かれて原住民の文化を習う。

最初に行ったブースではビーズ細工を。これは日本にもあるわけで・・・。
花を使ったブースでは生花を使って腕輪を。これは南国の生花ならではといった感じの華々しいものができた。
貝殻を使ったブースでは貝殻で花を模ったものを作成。
バナナの葉っぱを使ったブースでは、昆虫とカゴを作成。
機織のブースではバナナの葉っぱで作られた糸でもって、機を織る老婆が居て、体験こそできなかったが、会話を楽しむことができた。
最後に向かったのは椰子の実で作るココナッツオイル。椰子を真っ二つに割り、中身を削りその汁を蒸発させ、オイルだけを取り出す。
長時間をかけて作る工程のわりに、椰子の実一つで取り出せるオイルは微々たるものだった。

午前はそんな感じで原住民との触れ合いを楽しんだ。
(残念ながら生花のブーケとバナナの葉を使用して作ったものは持って帰れませんでした)


午後は地図を頼りにひたすら歩いて観光に徹することに。
道がちゃんと舗装されていないものだから水溜りがあったり砂利道だったりと歩きづらい・・・。
あるいは通り沿いにある店も廃屋となったものばかり。
観光地としては既に廃れているのかもしれない・・・。

大通りを歩いていくとガラパン教会を発見。
その裏にひっそりとあるのがスペイン教会塔
スペインの統治下だった18世紀に建てられ、
1923年に再建されたが、第二次大戦の爆撃によりこの様に。
鐘もない・・・。

そこから歩くこと数分のところに砂糖王公園がある.。
会津若松出身の松枝春次が1920年代に>北マリアナ群島を開拓し、
南洋興発株式会社を設立することで、製糖事業を成功させ「砂糖王」の称号を。
当時、実際に製糖事業にて使われていた砂糖きび運搬用蒸気機関車がある。

この公園の通りを挟んだ所に北マリアナ諸島・歴史・文化博物館(日本病院跡)がある。
1996年に北マリアナ政府が博物館に復元することを決め、1998年にオープンした。
持っていたガイドブックはそれ以前のものだったので、日本病院跡がどこにあるかと探し回ったわり、
怪しげな地下に入ってみたりもしたがガイドブックと同じ写真の場所は見つからず。
そうこうしているうちにスコールが降り出した。
そこで博物館に雨宿り代わりに入ったら何の事はない上記の通り博物館がそれだったわけで・・・。
中は冷房が効いていて、外の蒸し暑さで疲れきった身体を癒してくれた。
椅子に座ってビデオ鑑賞中に居眠りさえしてしまった。
それにしても復元したとはいえ当時の面影はほとんどないのが残念だった。
レントゲン室・外科・薬局・耳鼻咽喉科・産科・婦人科の診察室ごとに部屋が残っているわけだが、
展示されているものは、それとは全く無関係のものばかり。
ふと目をやると先のスペイン教会塔がこんなところに展示されていた。

休憩も兼ねた博物館見学を終えたところで、
次の目的地日本人刑務所跡に向かった。
地図を見ると日本病院跡のすぐ近くに記してあったものだから 、
博物館を出てすぐの所にそれらしき廃虚を発見したんだけど、どうも刑務所らしくなし、写真とも違う。
そこでその廃虚の隣の民家にいたおじさんに、「これが日本人刑務所跡ですか?」と尋ねると、
YES でも NO でもなく日本人刑務所の場所をただ丁寧に教えてくれた。
なんて不躾な質問をしてしまったのだろう・・・と、汗顔の至り。
何せ人の家のを刑務所跡とまちがえてしまたのだから・・・。
しかし日本人刑務所に辿り着くまで何匹の野良犬をみただろう・・・、野良犬多すぎ。

そんなこんなでようやく日本人刑務所に辿り着いた。
ところどころ剥き出しになっている鉄筋や鉄格子、またコンクリートが照りつける太陽をふさぎひんやりとしていた。
ここには軽犯罪者が収監され、また戦時中は捕虜となったアメリカ兵が収監されていたそうだ。
何となく重苦しい雰囲気が漂っていた

ホテルに引き返している際にが二重にかかっているのを見た。
あんなをまた実際にみることができるだろうか・・・。


ホテルについて日焼けで火照った身体を冷ますためにプールに入ることにした。
途中、そのプールとビーチが繋がっている事に気付き、せっかくだし海で泳ぐことにした。
海で泳いでいると次第に太陽がしずんでいき、雲がオレンジ色に変わっていくのが綺麗だった。
その夕陽に何となく吸い込まれそうになり、 そのまま海に沈んでいく太陽まで泳いで行きたいと思ったが、
大急ぎで部屋に戻りカメラを持ち出して写真撮影に没頭。
これも現代病の一つだろうか(苦笑)


この日の晩飯はホテル横のスーパーで買ったチキン丸ごとむさぼった。







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