HAFADAI BEACH HOTEL/AMERICAN MEMORIAL PARK/SAIPAN INTERNATIONAL AIRPORT






















































写真の詳細



とうとう最終日となってしまった。
嬉しいやら悲しいやら・・・、何ともいえぬ目覚め。
スーパーで買いだめしていた食料もなくなり、ホテル内にあるレストランの朝食バイキングですませることに。
バイキング形式・以前来たことがあり発作が起こらなかった、ともなると、かなり心強いものがある。

この日は昼過ぎに送迎バスがホテル前の免税店に迎えに来る予定となっている。
それまでの時間は特にこれといってする予定もないので、朝食を済ませた後、少しホテル内を散歩してまわることにした。
いろいろなところを回っている中で、ガラス張りのエレベーターに乗り、
上の階に進むにつれアメリカン・メモリアル・パークが目に入った時だった。
思えば昨日行った時、今年(2005年)オープンされた公園内のヴィジター・センターに行っていない事に気付いた。
その瞬間、咄嗟にそこに訪れなければ後悔するという強い念にかられ、カメラを持って、
昼過ぎの免税店集合時間に間に合うよう急いで外に出て駆けつけた。

昨晩金八レストランにあったサイパン・ロタ・テニアン月間情報誌を読んだ際に、
太平洋学会・専務理事を務める中島洋氏のヴィジター・センターに対する酷評が書かれていた。
例えば入り口の左右には当時アメリカ大統領ルーズベルト昭和天皇の写真を並べ手あること。
確かにこれには疑問を感じずにはいられない。
続いて酷いは翻訳についてだ。
一つに南雲忠一海軍中将のパネルについてだが、翻訳では皇軍陸軍中将と訳されている。
あるいは日本に皇軍というものはかつて存在していない。
あくまでも当時の大日本帝国の国民が陸軍・海軍を美称したものに過ぎない。
他にも酷評はあったがちょっと偏った見解もあったし、あるいは自分の目で確かめるのが一番いいのかもしれない。
無料なだけあってそこまで大した展示はなかったのが残念だ。

ヴィジター・センターを後にして、
サイパン最後の徒歩を満喫し・・・、ようと思ったら日本語でなにやら卑猥なお店。。。
そんなこんなで集合場所に向かいバスでサイパン空港へと向かった。

サイパン国際空港では厳戒態勢でセキュリティーチェックが行われていた。
かばんの中身から袋の中身までごった返し。比較的若い女性の下着も何のそので鷲づかみ。
成田空港より規模は比較にならないほど小さい空港だが、アメリカで起きた同時多発テロの影響だろうか、
成田空港よりもよっぽどセキュリティーレベルが高い。
添乗員がライターやマッチの類は持って入らないようだとか、その他もろもろの指示を沢山言うものだからパニックに陥ってしまった。
(写真でJALのところがやけにひっそりとしているのは、サイパン線から撤退したため)

荷物を預け終わるとお次は手荷物検査だ。
毎回もベルトで引っかかるわけで、先にベルトをはずしておくことにした。
ところが相変わらずブザーが鳴った。
すると制服を着た厳つい男性がやってきて隣のガラス張りの隔離された場所に連れて行かれ、
まずポケットに入っている紙の類から何から何まで全て取り出され、さらには靴まで脱がされる始末。
立ち上がり手を横に伸ばし、変な棒で頭の先から足の先までそれでなぞるように振りかざす。
結局、大事には至らず無事に飛行機に乗ることが出来たわけだが、
正直あのような緊張感は二度とごめんだ。

帰りは予定時刻よりも30分早く到着したこともあり、まずい機内食を食べ、あっという間に成田空港に近づき着陸態勢に入った。
窓の外を眺めると羽にものすごい勢いで雨があたっているのに気付いた。
当たり前だがこれはサイパンのようなスコールではなく秋雨というものだろう。
飛行機を降りると一気に冷え込んだ空気が肌を突き刺した。

電車に乗って家路え向かう途中、某金融会社の広告をみた瞬間、一気に日本に帰ってきた気がした。







SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送